棟方志功ゆかりの地めぐり

 

青森出身の版画家、棟方志功

Wikipediaでは20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人とも書かれてます。

そんな棟方志功ゆかりの地を巡ってみました!

 

 

棟方志功記念館

まず最初に行ったのは棟方志功記念館。

棟方志功が手がけた作品がずらっと並ぶ博物館です。

f:id:tkhsblog:20190713132714j:image

外観はこんな感じで、歩いていたら突如現れました。笑

 

館内は写真撮影が禁止されているので写真はありませんが、展示スペースと、棟方志功の生涯がビデオで上映されています。

 

展示スペースは年4回展示替えを行なっているそう。展示スペースが思ったより広くないので気になってたらそういうことか。

作品数としては相当ありそうだと思っていたので疑問に思っていたら納得。何回来ても楽しめそうですね!

 

 

個人的にですが、棟方志功の作品って版画なのにタッチにチカラというか、生命力を感じるのです。

 

ここに来て初めて映像で棟方志功を見ましたが、片目が不自由なのに版木にしがみついてひたすら彫り続けていました。

この魂が刷り上がりの作品に出ているんじゃないかと、なんの使命があって彫り続けているのかと聞きたくなるくらいの熱意というか、そういうのが映像からも伝わりました。

ぜひ見てほしい。

世界で何かをやり遂げる人の情熱の凄さが分かります。すごいなあ。

 

 

一通り見たので記念にチケットをパシャり。f:id:tkhsblog:20190713132725j:image

記念に取っておいて本のしおりにしても良さそう。ちなみにチケット売り場の周りにもいろいろとグッズが置いてありましたよ〜!

(額装された版画が欲しかったなぁ)

 

 

さて、次はどこに行こうかと迷っていたら、棟方志功は合浦公園でスケッチしたり、善知鳥神社で結婚式を挙げたという情報をゲット。

 

ということで、合浦公園&善知鳥神社へLet's go!!

 

 

 

合浦公園

別記事でも載せましたが、行った時期は丁度桜祭り中。

 

桜祭りも楽しみつつ、公園内の動物を見たり、海を眺めたりしました。

f:id:tkhsblog:20190713132721j:image 

棟方志功記念館で流れていた映像では、カンバスに海をスケッチしていました。

 

今は女子高生が手を繋いでジャンプして映え写真を撮っていましたが、当時の棟方志功の中でも合浦公園から見える海は映えていたんでしょうね。

時を超えてもいい景色っていうのは色褪せないものなんですね。

 

 

善知鳥神社

f:id:tkhsblog:20190713132717j:image

ここが棟方志功が幼い頃から遊び、結婚したとされる地。

f:id:tkhsblog:20190713141712j:image

そして青森市随一のパワースポットです。

f:id:tkhsblog:20190713141028j:image

やはり港が近いからか海の守護神が祀られています。

 

境内にはうとう沼があり、私はここでつい立ち止まってしまいました。

 

なぜかというとこちら…
f:id:tkhsblog:20190713141017j:image
f:id:tkhsblog:20190713141024j:image
f:id:tkhsblog:20190713141013j:image

鳥も鯉も亀もいる…!

(なんなら亀は私の足元へ向かって近づいてきてるではありませんか…!)

普通は人に警戒心を抱くはずの動物が近づいて来てくれるだなんて、なんか縁起がいいなあ〜と思ってしまいました。

 

 

棟方志功に想いを馳せて…

さて、3箇所を日頃の運動不足解消のために歩き続け、疲れたのでゆかりの地めぐりはここでおしまいです。

(皆さんはもし巡るのであれば、ねぶたん号などのバスがおススメです。約2万歩歩いて足が棒になりました)

 

私の中で棟方志功

有名な版画家のおじさん!という知識から、版画に対して誰よりも情熱を持ち、世界にまで飛び立っちゃうスーパーおじさんに変わりました。(語彙力)

 

何かをやり遂げる素晴らしさと言いますか、棟方志功が版画にここまでの情熱を注いだように、私もどんなことでも良いから頑張ってみようかなという気になりました。

 

とても楽しい旅になったので、ぜひ皆さんも青森市にきたら巡ってみてはいかがでしょう。