ジブリってさァ・・・最高のエンターテイメントだよね(ジブリ展レポ)/岩手県立美術館

 

ご無沙汰しております。

たかはしです。

2020年も不定期更新を心がけていきますので

スローペースですが、どうぞよろしくお願いします。

 

更新が遅すぎて、今から行く方はあと2週間ないですが

ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~ に行ってきました。

 

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(snowの加工されすぎて気持ち悪いね笑)

 

 

ジブリというアニメーション自体、世界でも評価されているものなので、皆さん必ず1作品くらいは見たことがあるのではないでしょうか。

私自身は、ジブリは作中のどこかに必ずいろんな形の愛があるなと思いながら見ています。深くて、気づきにくいものを第三者として見ているから気づかされたり、考える作品が多いなと。

一番大好きなのは木村拓哉さんが声優されたハウルの動く城ですかね。

(キムタクが好きなんじゃないのかい?という声はおいといて…)

 

ちなみにジブリのポスター、見たことありますか?

 

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(これは海外版だけどね)

 

作品はもちろんですが、一番ジブリでグっと心引きつけられるのは映画をPRするポスターなんですよね。職業病かもしれません。

その中でもコピーがすごい。糸井重里さんが好きで、いつか頭の中を見てみたいと思うくらいなので贔屓目もあるのかもしれませんが、とにかくすごい。

絵とかデザインって、良くも悪くも上手下手が分かれるじゃないですか。

才能・センスで変わるし、技術力で全く違うというか。私絵上手じゃないよ~描けないよ~ってやりとりもあるくらいだし。

だけど文章って、確かに小説家とか、ストーリー性だったり技術が求められるものもあるけど、基本、誰もが読んで書けるものじゃないですか。

私作文苦手~!って言われることはあるけど、日本人で私日本語できないよ~は、なかなか聞かない。(母国語だから当たり前だけどさ)

 

なにが言いたいって、みんなができる日本語を使って、ひとことで、その作品の内容をズバッと言えてしまう糸井重里さんの言葉の言い回しとか、表現力がかっこいいなあってこと。

日本人ですから、日本語が使えるはずなのに、糸井さんのコピーを読むと自分がいかに表現したいものに対して考えていないかが顕著になって、私レベルではできないと気付かされるのです。

 

 

まあ、愛ゆえに話がそれてしまいましたが、今回ジブリ展に行くきっかけになったのも、糸井さんとジブリの鈴木さんがやりとりされた直筆のメモ書きなんかが展示されているということだったので、行くことにしました。

 

 

2月に更新していますが、実際に行ったのはお正月真っただ中。

朝9時頃に自宅を出発し、美術館についたのは12時頃。

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列の最後尾に行くと、ここは・・ネズミーランドのアトラクションですか・・・?とでもいいたげな姿に驚愕。

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チケット発券列と会場への入場列は別々だって、と前のご夫婦が静かに話し、諦めたようで離列されておりました。

 

私たちも外で90分待ちした後、館内でもたっぷり並んでやっと入場できたのは15時頃でした。

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何か暇つぶしできるものを持ってくればよかったと後悔。

 

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(館内ロビー展示)

 

今は落ち着いているかもしれないですが、もし行かれる方は行く前にコンビニ(ローチケ)などでチケット発券してから会場で入場列に並ぶという方が良いかと。

 

 

で、入場してからは、もうすごくて、立ち止まってしまいました。

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(入場前に配られた館内チラシ)

 

入って結構すぐ、私がメインで見たかったポスターがズラッと並んでおりました。

写真はダメだったのでないですが、やはりポスター制作のやりとりが見える原稿が見れたのは新鮮でした!

 

糸井さんが複数案出しては、鈴木さんの、もっとこういうのが欲しいだとか。

これはこういう作品だから、こっちからのアプローチも考えてみて、とか。

なにより、今はパソコンでコピーのテキストデータで送ってしまうのが、手書きのFAXでのやりとりを見るとなんだか言葉に重みを感じるような気がしました。

 

数あるポスターの中でも、私が一番心にくるのは、火垂るの墓の「4歳と14歳で、生きようと思った。」 ですかね。

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※引用ネット画像ですみません。

 

まんま、なんですよ。作品まんま。ストレートに。でもこの17文字のひとことで作品の全容を伝える言葉を紡ぎだすのに、どれだけの労力があったかは、制作に関わった方しか知りませんよね。

コピーは、たかがひとこと、されどひとことなんです。こういうのを知ると、見る目が変わりますよね。

 

 

ポスターゾーンを抜けると、ようやくネコバスエリアです。

ここは写真OKだそうなので、ぜひ周りに気を使いながら記念撮影してください!

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ネコバスの頭にちゃんと「いわて」って書かれてるのがかわいい

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ここもOKってスタッフさんに言われてパシャリ。

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トトロシャドウ♡

 

そして最後らへんになると、オウムがいる部屋になりますが、ここはなんと撮影禁止。

個人的にはネコバスよりも写真に収めたいクオリティと大きさでとっても残念でした。

記念撮影したかった~〜

ちゃんと赤とか青に光ってて、細部の作りこみも素晴らしかったのよ・・・

ぜひ目に焼き付けてほしいですね。

あ、虫が苦手な方はダメかもですが。

 

 

そんなこんなで、展示は約1時間程度でしょうか。一人だったらもっと長居してしまったかもしれませんが、十分ゆっくり見れたかな、と思います。

総括としては、小さいお子さんにはまだ難しいところもあるかもですが、ネコバスにも乗れますし飽きずに見れるかもしれません。

ちなみに、展示出た後は、物販コーナーになってます。

物販を一度出てトイレ行って再入場~なんてのはできなそうでしたのでご注意を。

 

 

なんだか今回はレポというより、憧れの糸井さんについて語る回になってしまいましたが(笑)とても良かったのでぜひ皆さん行ってみてください。